一貫して「未来を見てワクワクすることが大切だ」という思いが伝わってくる企業だった。
採用担当のO村さんは、元々理系採用で、工場での生産管理や研究開発という職務だった。 畑違いの文系である人事への異動については「これは自分の可能性を伸ばすチャンスだ」と思ったとのこと。
彼は自分の可能性、未来にワクワクしたのだ。 慣れない仕事に愚痴を言わず、状況をポジティブに考えられる。
だからこそ、人事担当としての手腕が期待され、評価されているのだと強く感じた。 N食品は強力なブランド商品を持っているが、今なお安心していないという。
今後はチルド食品やお菓子などで、『打倒カップヌードル』を合言葉に、新しいブランド商品を生み出すべく努力中とのこと。 取材に訪れた日は、奇しくも『カップヌードル』の誕生日。
社員はみな昼食にそれを食し、お祝いをしたそうだ。 採用担当者も悩んでくれる採用担当者の菅野さんは、本当に魅力的だった。

「私も就職活動をしました。 その際、ある会社の内定を2ヵ月近く保留し、最終的にお断りをしたのです。
その時に担当者は『我々が行った採用の面接や試験が、お前の人生に役立てばいい、よくなる足しになればいい(笑)。 まあでも、そんな甘いことを言ったことが上司に知られれば、僕は怒られちゃうかもね』と言ってもらえたのです。
今もよく覚えていて、自分もそうしたい」という。 来てくれた学生さんひとりひとりの人生が良くなれば、と思う。
だから本音で接するようにし、嘘をつかれるとものすごく残念な気持ちになる、と語った。 根底にあるのは、学生と一緒に考える、何か役に立ちたいと願う、気持ちの強さである。
M製菓を志望するしないは別にして、会って話を聞くだけでも就職活動の糧になる、と私は感じた。 規模がそれほど大きくなかったり、一般消費者に直接、商品やサービスを販売していなかったり、あるいは日本ではまだなじみが薄い名前だったりすると、たとえ優良企業であっても、就職先候補として探し当てるのは至難のワザかもしれません。
しかし、景気に左右されず、堅実なビジネスを展開している知られざる企業はいくつもあります。 今見えている世界の中だけで考えるのではなく、ほかにも自分自身を活かせる仕事、企業はある。
そういう気持ちで就職先の候補枠を広げてみましょう。 あなたのセンス次第で、面白い企業がたくさん見えてくるでしょう。
幹部候補生を求めている「生命という会社をこれから作っていく、中核を担う人材を求めている」というのが、採用の基本方針。

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